最大津波鎌倉で10.3メートル

神奈川新聞によると、東日本大震災の津波被害をうけ、地震発生時の相模湾での津波の高さを見直している、県の「津波浸水想定検討部会」によると、津波が鎌倉の大仏まで至ったとされているものの詳細な記録がない。明応東海地震(1498年)についても可能な限り調べ、津波の規模を想定することとした。
県は従来 元禄東海地震(1703年)を最大津波として被害想定をまとめていたが、揺れが強くないのに高い津波が押し寄せる「津波地震」だといわれている慶長地震(1605年)についても計算を行う。

明応東海地震では、鎌倉で津波の浸水深が最大10.3メートル、元禄東海地震では9.3メートルとの結果が出た。

相模湾では鎌倉で浸水深が最大となり、鎌倉より東側に位置する各地が6~7メートルと高くなる傾向となった。

「津波浸水想定検討部会」では、今後の対策として

  1. 頻度は低いが大きな被害をもたらす最大級の地震
  2. 最大級より発生する頻度は高いが、波高は低い津波

の2段階を基本とし、明応、慶長、元禄の各地震を最大級として、来年3月までに浸水予測図を作成、避難方法の見直しなどに役立てたいとしている。

このように、津波の高さを想定する時は、過去の大地震を参考にせざるをえません。

ただ、歴史に残っていない大地震が発生するかもしれず地震の発生する場所や地震の構造により、津波の高さは変わっていきます。地形により津波が遡ることもあります。

ただ、県の想定はひとつの目安になります。

津波といえばすべて今回の大震災のスケールで考えるのではなく、花水川や不動川の逆流対策や防災備品の備蓄、避難経路の確認など、地に足のついた対策を立てていかなければなりません。

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